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のと復興音楽ツアー「noto on」

地方で大人の社会塾「熱中小学校」を運営している一般社団法人熱中学園(代表理事:堀田一芙、東京都墨田区)は、音楽のボランティア教諭であるの大間ジロー氏(元オフコースのドラマー)率いる『Soul & Beat TEN-CHI-JIN』とともに2024年6月8日、「能登半島地震の復興を祈るコンサート」を富山県高岡市の瑞龍寺で開催。これをきっかけに、能登半島での度重なる災害からの復興を音楽の力で応援することを始めました。

「のと復興音楽ツアー(noto・on)」は、 第1回として10 月 20 日に石川県能登町での開催を予定していましたが、9月の豪雨で再度被災した現地の実情に鑑みスタートを延期し、まずはキックオフイベントとして首都圏の皆さまと共に、被災地を音楽の力で元気づけることを思い実行します。  
このツアーは、株式会社内田洋行様の社会貢献活動の一環である寄付金で運営され、各自治体からの後援を頂戴して能登半島を巡っていくもので、今後、複数の被災地と調整しつつ、地元の若手音楽活動家などの皆さまとのジョイントコンサートとして実施していく予定です。生き生きとした若い人のエネルギーの詰まった音楽を応援することで、地元住民の方々を元気付けることになることを期待しています。

Soul &Beat TEN-CHI-JIN

2003年結成。メンバーはオフコースのドラマーJIRO OMA(秋田出身)と津軽三味線の鬼才HIRO KUROSAWA(岩手在住)。HIROは、津軽三味線の最高峰「仁太坊賞」(にたぼうしょう)を三連覇、津軽三味線の始祖「仁太坊」を語れる唯一の奏者。 一方、TENーCHIーJINではエレキ三味線を演奏し、ロックギタリストの山本恭司氏や東京フィルハーモニーなどとも共演。2013年伊勢神宮のご遷宮では、伊勢神宮の開祖神「倭姫命(やまとひめのみこと)」の楽曲を依頼され、書家金澤翔子氏と伊勢で発表。東日本大震災以降は、被災地のメッセンジャーとして7か国のワールドツアーを実施。2014年、江戸時代の「慶長三陸沖大地震」がきっかけで始まった「日本・スペイン交流400周年事業」に招かれ、マドリッド、トレド、セゴビア、バルセロナでコンサートを開催。フラメンコギター奏者の最高峰カニサレス氏との競演で「マエストロ」と言われる。2018年、再びスペインに招かれるなど、フランス、アメリカ、ドイツ等の海外メディアからはJAPAN ROCKとして高く評価されてきた。2022年、コロナ禍の羽田空港のライブハウスで「デジタル三味線音楽」を披露。2023年、「関東大震災から100年」東京都後援のコンサートを渋谷で開催。デジタルとアコーステッィクを併せた独自の奏法で、TEN-CHI-JINの世界を創造している。